★話題の赤外線サバゲーデビュー!★
スカベンジャーズアナザースカイ(以下、略称であるスカスカと表記) は、ヤングチャンピオン烈で連載中の 少女異界ガンアクション!
迫力の戦闘シーン!
キュートでユニークなキャラクター!
そして、めくるめくヒューマンドラマ!
ページをめくる手が、止まらない……!!
このスカスカの作者である 古部亮先生(以下、愛称のこぶろう先生と表記) 、実は筋金入りのガンマニア。
そして、担当編集である 井筒氏(以下、愛称のいづっちと表記) 、実はゴリゴリのサバゲー好き。
そこにサバゲー初心者ライターである私、 山崎あやさが加わり2023年夏に凸凹3人組「チームスカスカ」 が発足。
各所でサバゲーイベントを開催したり、ガン展示イベントに行ったり、サバゲーグッズ福袋を買ったりしています!
▲エアガンショップ・モケイパドックさんとの合同福袋企画の様子。YouTubeで配信しています。
今回はそんなチームスカスカ、ネットで話題沸騰中の漫画サバゲおじさんの作者・田中康博さんと、『アラフォー女装コスプレサバゲーマー』として各所で大活躍中の戦豚さん主催のB2i(赤外線サバゲー)体験イベント『B2iパーティー』に参加してきました!
▲イベントに遊びに来ていたモケイパドックのでめちゃんさんと、感動の再会!
★B2iサバゲーって何?
B2iとは、専用のツールによる赤外線を使ったサバゲーデバイスのこと。
(ちなみに、BB bullet to infrared(BB弾を赤外線化)→BB2infraredの意味)
ようはBB弾の代わりに赤外線を撃ち合う、次世代のサバゲーが楽しめるツールなんです!
このB2iサバゲー、まず何よりその特徴はBB弾を使用しないから、痛くない、安全なゲームを楽しめるということ。
年代や場所を問わず楽しめる!
マスクやゴーグルがなくてもOK!
そんで、飛距離もぐっと伸びるし、施設も郊外である必要性がなくなる!
つまり、サバゲーのハードルがぐっと下がるってわけです!
▲こんな近接で撃たれても痛くないんだぜ!目も歯も安心!
さらに、追加のアプリケーションとの連動により、各ゲーマーの体力や攻撃力を可視化。
バランスの良いゲーム進行や、味方のステータスに合わせたゲーム進行などが可能になりました。
より戦略的に、より連帯的に、より近未来的に楽しめる新しいサバゲー!
▲ゲームマスターが各プレイヤーに合わせてのステータスを設定することができます
そりゃ話題になっちゃうよね!
そりゃ人気出ちゃうよね!
そんなわけで、ここ数年サバゲー界でにわかに盛り上がりを見せているB2i!
チームスカスカもガッツリ堪能してきましたよ!
▲B2iデバイスを装備しただけで、すでに楽しくなってきている
★新しいサバゲーで楽しむ、新しいスカスカの世界感!
午前中は、まずはB2iに慣れるために一般的なルール(殲滅戦とか)で進行。
山崎はつい敵プレイヤーを見つけると、大きな的である胴体を狙ってしまってヒットが取れず悪戦苦闘しておりました。
※B2iは頭部に受信機を装備するため、頭部を狙わないとヒット判定が取れません
※じゃあ午後になったら山崎が上達したかと言うと、そんなことはありません
▲めっちゃ近接で撃ち合ってるのに、お互いヒットにならないとかね……
しかしながら、そこはB2iならではのゲーム展開。
セーフティを使ってみたり (BB弾じゃないから、こんなこともできちゃう) 、
役割によってステータス変更をしたり (プレイヤーごとの設定が可能なので、ハンデとかも簡単につけられちゃう) 、
新感覚のプレイに、ドキドキワクワクが止まらない!
そして美味しいランチを挟んだ午後イチのゲームはなんと……
スカスカツアーでは恒例となった、 アヴェンジャー(怨霊)戦!
すなわち、漫画本編の世界観を模して、めっちゃ強い設定の怨霊 (アヴェンジャー) を、仲間で力を合わせて倒してお宝 (アーティファクト) を収集 (スカベンジ) するというもの。
今回、アヴェンジャーに扮してくれたのはこの4人!
▲アヴェンジャーと聞いて、大人気米国コミックを想像していた参加者も……田中先生もですね
左から……
話題沸騰中のネット漫画・サバゲーおじさんの作者 田中康博先生!
たぶん、軽やかに敵と対峙する機動力とリーダーシップを持ったアヴェンジャー! (妄想です)
続いて、サバゲータレントとしてイベンターやモデル、声優など幅広く活躍中の MIKKE さん!
たぶん、色気と知性で敵を翻弄して、最後に美味しいとこ持っていく系のアヴェンジャー! (願望です)
そして、アラフォー女装コスプレサバゲーマーとして活動している 戦豚 さん!
たぶん、めちゃくちゃ怪力だけど心優しい、仲間想いなタイプのアヴェンジャー! (願望です)
最後に一番右、我らがスカベンジャーズアナザースカイの作者 こぶろう先生!
たぶん、度胸と愛嬌で修羅場をくぐりぬける、食いしん坊キャラのアヴェンジャー! (概ね事実です)
っていうか、キャラ濃いな!
見るからに濃いな!
いい年こいて、お遊戯会で使うようなキラキラしたモールの輪っか (ちなみに設定ではこれがお宝) がそれぞれ似合う集団って、いる?
そんな彼らがアヴェンジャー役として、今回のゲームに参加。
バシバシ撃たれてもほぼ死なないステータスで、ゲームに挑みました。
面白かったのが、それぞれのキャラがよーく表れた、戦い方の違い。
まずは、 こぶろう先生 。
アヴェンジャー役には慣れたもので、堂々とフィールドにその姿を晒し、追いかけてくる敵をがんがん撃ち取っていく。
対照的だったのが、 田中先生 。
CQBエリアや遮蔽をうまく利用しながら軽やかに歩を進め、着実に敵戦力を削っていく。
同様に戦略的且つさらに堅実だったのが MIKKE さん。
セーフティーエリアなどを活用して身を隠しつつ、ここぞという時に絶妙な一撃を繰り出す。
そして、誰よりもその圧倒的な存在感を見せつけた 戦豚 さん。
フィールドが見渡せる高台に陣取り、ガツガツとものすごいエアコキっぷりで上から敵を狩りとっていく。
えっと……このアヴェンジャー4人は、今日はじめて組んだチームでしたよね?
長年共に数多の戦場を潜り抜けてきた猛者チーム、とかじゃないんですよね?
何、この団結力とパワーバランスの良さ。
これはどういったタイプの超常現象なの?
▲カメラを向けると、この決めポーズ。立ち位置まで完璧である
そんなわけで、漫画スカベンジャーズアナザースカイの世界感にどっぷりハマれたアヴェンジャー戦。
(若干、MARVE●感があったのは秘密)
最後は参加であるスカベンジャーズチームが無事アヴェンジャーを倒し、お宝をゲットできたのでした!
▲アヴェンジャーズにトドメを刺せたプレイヤーが、お宝をゲットできます
いづっち: いやぁ、こぶろう先生のアヴェンジャーっぷり、相変わらずカッコよかったですねぇ
こぶろう: まさか、気づいてないとでも思ってるのかぃ?
いづっち: ……何がですか?
こぶろう: ずーっと僕のこと狙ってたよね?
いづっち: (ギクッ)……そんなことあるわけないじゃないですか~
こぶろう: 証拠もあるんだよ、ほら
いづっち: しまった!B2iは誰を撃ったか(撃たれたかも)データが残るんだった……!
山崎: 2分ちょっとで10発以上撃ちこまれてるwww
こぶろう: あ~、こんなに担当編集者に撃たれる漫画家っていないよなぁ~、原稿が進む気がしないなぁ~
▲全力でやる気が出ない、という不両立関係を体現する奇跡の漫画家
まぁ実際、こんなに担当編集者に撃たれる漫画家は、いないと思います。
さて、そんなわけで目に見えぬ赤外線が、まさかのチームスカスカの関係性に亀裂を入れたB2iパーティー。
果たして、こぶろう先生の機嫌は治るのか!
編集いづっちは先生の信頼を取り戻せるのか!
山崎はちゃんとヒットが取れるのか!
次回はいよいよのB2i記事最終回です。
それではまた、来週お会いしましょう♪
▲……今度B2iやるときは、身バレしづらい名前で登録しよう Byいづっち
ライター:山崎あやさ
協力:もりしん