東京マルイフェスティバル2024 突撃レポート
今年もこの季節がやってきた。
東京マルイフェスティバル だ!
去年に引き続き今年も取材させて頂くことになりましたよ!
1人で!
はい、皆さんなんか文体がいつもと違うと思いましたよね。
そうです、今回この記事を執筆しているのは———
このヒゲデブ、スカスカ著者の こぶろう です。
こいつが今回の記事を書きます、ふてぶてしいですねぇ。
いつもの愉快なトンチキ筋肉編集 いづっち と
トンチキ酒飲みライター あやさくん が別件でどうしても来れず。
「だったら今年のマルフェスは取材見送りゃええやないかい」
そう思う読者様もいらっしゃるかと思われますが、そうもいかないのです。
今年も去年に引き続きコラボさせていただきました。
というよりも、取材じゃなくても来たかった。
俺だって東京マルイの新製品をいち早く見たかったの!
というわけで半プライベート気分でサビキの女王こと
スカスカの背景を担う母を撮影協力に巻き込んで今年も ベルサール秋葉原 にやってきた!
なお去年のマルフェスの様子はこちらからご覧いただけます。
本職のあやさくんが書いてるからすこぶる読みやすいぞ!
いざ行こう東京マルイフェスティバル2024!
前編では注目の新発表製品を中心にいつもと違うマニアックなお話を、
来週更新の後編では今回行われたイベント企画やタイアップについての紹介となります。
エアガンや鉄砲に興味ない人には今週は退屈かもしれないけど
「は~今のエアガンってすごいなぁ」くらいの感じで見てってくださいね。
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『M1851 NAVY』
入っていきなりとんでもない新製品!!
会場もどよめきを上げてました。
1848年に当時のアメリカ陸軍の正式拳銃となった.44口径のM1848コルト・ドラグーンからより携行性を高めるべく色々小型化され誕生したのがこちらのM1851ネイビー。
実は日本とも縁のあるものでして、なんとこの銃のコピーが
1860年に起きた桜田門外の変で井伊直弼の暗殺に使われたという話も。
そんな大昔の銃を東京マルイは最新技術でエアガンにしちゃったのだ!!
機関部のカッタウェイモデルとスケルトンモデルも展示。
基部は発売中のSAAと同じような
エアーコッキングのメカニズムみたい。
しかし……もうこれかなり完成してない?
早く欲しいな……。
うおー!シリンダーにはテキサス海軍のエングレーブがレーザー刻印で表現されている!
これが10歳以上用エアソフトガン……すごい時代だぜ。
お尻の方には艶やかな真鍮製のパーカッションキャップ!
当然エアーコッキングガンに必要のないパーツだけど
マニアはこういうのあるだけで堪らない!
パーカッションがなんぞやと、銃に興味がない方に説明しますと
このM1851ですが、薬莢がまだ無い時代のものなんです。
ですのでシリンダーの先から火薬と弾丸を詰めてローディングレバーで押し込んでから、
後部にパーカッションキャップを取付け、それを叩いて火花を起こし撃ってたんですね。
マルイさん、そんな時代の銃をギミック含め余すことなく再現!
もうこのまま漫画の資料に使えそう。
なんとサバゲーでも運用したい人向けにシリンダーごと交換できるよう
別売りでスペアシリンダーを発売予定のようです。
当時はほんとにこういうスペアを戦う前に複数用意して携行してたようですね。
つまりこれであの映画のあんなことも出来ちゃう、今からワクワクが止まりません。
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『SAA.45キャバルリーカスタム』
こちらも発売したばかりの注目商品。
既存のSAAよりも長くてリッチなパーツがふんだんに使われている
なんともエレガントなモデルでございます。
東京マルイ製SAAは全モデル欲しいほど完成度が凄まじい!
古い銃っていいよね。
実はSAAも~……来年の早いうちに本編に出るかもしれない。
この銃のファンの方はどうぞご期待ください。
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『SG553プラス』
SG553と言えばスイスのSIG社が開発した特殊部隊向けのアサルトライフルSG550から
どんどんどんどん短くなっていって、こちらが今の最新モデル!
FPSゲームなんかでも露出が多いのでマニアのみならずゲーマーにも認知度が高い銃です。
そんな銃が今回電動ガンプラスシリーズの新作としてラインナップ!
電動ガンプラスシリーズは東京マルイ製のリポバッテリーである
MS・Li-Poバッテリーに対応した電動ガンシリーズです。
こちらがそのバッテリー……おや?何か……奥に見えますね。
な~んか見たことある作者の名前が書かれてますね。
この漫画の紹介はまた来週。
こちらはすでに市場に出ているスタンダード電動ガンである 『SIG552』 。
さっき短くなったと言ったけど552と553はあんまし変わってません。
時代に合わせたモダナイズ(近代化改修)といった感じ。
こちら電動ガンスタンダードタイプでも美しい出来栄えで性能も申し分ないのですが、
それをただ最新バッテリーに対応させただけで終わらないのが東京マルイ!
先ほどモダナイズ(近代化改修)と言った通り、
随所が新規パーツに換装されている上に本体は……強化樹脂!?
マルイさんいつも唐突に新要素出してくるからビックリしちゃう。
実際に持たせて頂きましたが一瞬「え?金属では?」となるほど
カッチリしてるのに重量はちゃんと樹脂の軽さ!
それでも信じられずレシーバーを指でコンコンしてたらスタッフさんがニコニコしてました。
コンパクトですしこれからサバゲデビューされる方へのオススメアイテムになるかもしれません。
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『ハイキャパ4.3 D.O.R』
そして今回最後に紹介するのはこちら。
東京マルイベストセラーシリーズとなっているハイキャパシリーズ最新作、
D.O.R(ダイレクト・オプティクス・レディ)を謳う通り、
銃の上部にダイレクトにあの窓のやつを乗っけることが出来ます。
窓のやつ
東京マルイ製窓のやつはマイクロプロサイトという名称で好評発売中。
小さいスコープ(照準器)だと思ってください。
覗くと赤いドットが見えて、的を瞬時に狙うことができる優れものです。
あーダメです、欲しくなります、やめてください。
前々からオプティックレディでコンシールドキャリー出来る銃欲しかったの。
……つまり窓のやつが載せれる小さい銃ってことです。
話が逸れましたがこういう試作品を見ることができるのもこういうイベントの醍醐味ですね。
世界中のあらゆるメーカーで製造されるM1911コルトガバメント、
このハイキャパも言うなれば東京マルイ製M1911クローンと呼べるかもしれません。
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今年も大盛況の東京マルイフェスティバル2024前編はここまで!
もう自分だけが楽しい記事でしたね。
後編はまさしくフェスティバルな会場の模様をお届けします。
来週もヒゲデブとトンチキ企画に付き合ってもらう。
ライター・古部亮