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ヤンチャンWebさんの作品:第29走:2025年10月26日開催『菊花賞』

【菊花賞=馬良白眉】

2010年以降の菊花賞馬15頭は、以下の3タイプに分類できます。

【格】=以下の3条件をすべてクリアした馬

1:皐月賞と東京優駿(=日本ダービー)、ともに出走
2:皐月賞で5着以内
3:皐月賞・東京優駿・菊花賞、いずれかのGⅡのトライアルレースを優勝

該当馬=[9.2.1.9]
非該当馬=[6.13.14.215]
(※左から[1着.2着.3着.4着以下)

いわゆる、「格か勢いか」の「格」の方ですが、厳しい条件をクリアしているだけあって非常に好成績を残しています。
ですが、今年は該当馬がいません。

【勢】=【格】に非該当馬の中で、以下の2条件をともにクリアした馬

1:皐月賞と東京優駿(=日本ダービー)いずれにも不出走
2:神戸新聞杯で1~3着

該当馬=[4.2.1.9]
非該当馬=[2.11.13.206]

最重要前哨戦である神戸新聞杯で、「格」上馬に割って入って出走権を手にした馬たちですから、好成績を残しているのも納得です。
ですが、こちらも該当馬がいません。

【頂】=【格】【勢】、ともに非該当馬の中で、以下の3条件をすべてクリアした馬

1:皐月賞と東京優駿(=日本ダービー)いずれにも不出走
2:ノーザンファーム生産馬
3:C・ルメール騎乗

該当馬=[2.2.0.0]
非該当馬=[0.9.13.206]

日本生産界の 馬良白眉であるノーザンファーム がじっくりと育てた秘蔵っ子を、日本騎手界の 馬良白眉であるC・ルメール騎手 に託すわけですから、驚異の勝率50.0%/複勝率100%も驚きません。

今年、優勝するのは該当する⑨エネルジコでしょう。

 

それでは相手を探します。

15年以降の【格】【勢】【頂】のいずれにも該当しなかった153頭(=[0.6.8.139])のうち、2・3着の14頭は、以下の3タイプに分類できます。

 

【王】
前々走が東京優駿→前走が菊花賞トライアルで3着以内馬=[0.3.3.12]

王道路線を歩んできた好調馬は買えますね。

【距】=【王】に該当しなかった135頭が対象
前走、芝2200mの2・3勝クラス優勝馬=[0.1.4.6]

多様な距離の2・3勝クラスを勝ち上がって来た馬は多数いますが、2200m以外は全滅でした。

【実】=【王】【距】に該当しなかった124頭が対象
GⅠで4着以内の実績を持つ馬=[0.2.1.13]

格の高いレースでの実績が活きるのでしょう。
いずれにも該当しなかった馬は[0.0.0.108]でした。


<頂>に該当した◎⑨エネルジコ以外の17頭が上記に該当するか見てみましょう。

<王>
⑤ジョバンニ、⑦ショウヘイ、⑮エリキング
<距>
②アマキヒ、⑫ゲルチュタール
<実>
なし

 

以上②⑤⑦⑫⑮5頭が相手となります。
1着⑨エネルジコからの3連単と、念のため3連複BOXも押さえます。

 

▶▶▶<結論>◀◀◀

[3連単1着流し]
1着⑨→相手②⑤⑦⑫⑮20点

[3連複BOX]
②⑤⑦⑨⑫⑮20点

 

【馬良白眉】(ばりょうはくび)

[意味]多くの中で、最も優れていること。

中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟はみな優秀で、全員あざなに「常」の字がついていた。

中でも、ひときわ優れていた馬良は、幼い頃から眉に白い毛が混ざっていたことから『白眉』と呼ばれ、「馬氏の五常、白眉最も良し」といわれたという故事から。

最近、眉に白いものが混じってきたのですが、これはまさか『白眉』……⁉

いや…ただの加齢でしょうけど、菊花賞を的中させて、 白眉な予想家、とか言われてみたい っすね。

 

文章:綱本将也 イラスト:魚乃目三太

【綱本将也】

漫画原作者。1973年東京都出身。2002年『U-31』連載デビュー。原案をつとめる『GIANT KILLING』は第34回講談社漫画賞一般部門を受賞。また現在ヤングチャンピオンにて『Mr.CB』、別冊ヤングチャンピオンにて『ATLANTA 1996』を連載中。

 

【魚乃目三太】

漫画家。1976年生まれ。奈良県出身。ほっこりな作風で食漫画をメインに多くの作品を執筆。 現在、ヤングチャンピオン烈にて『戦争めし』を連載中。他に『ちらん-特攻兵の幸福食堂』や 『しあわせゴハン』『宮沢賢治の食卓』など代表作は多数。

 

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1日前