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【安田記念＝広大無辺】
2020年以降のJRA所属の出走馬全80頭を、その＜前走＞で4タイプに分け、すべて書き出してみましょう([ ] 内の数字は安田記念の人気。 太字＝1～3着 )。
＜右回り＞
[GⅡマイラーズカップ優勝]
20年3着インディチャンプ[2]
21年10着ケイデンスコール[5]
22年13着ソウルラッシュ[6]
23年3着シュネルマイスター[1]
24年3着ソウルラッシュ[2]
[それ以外]
20年6着アドマイヤマー[6]：GⅠ香港マイル1着
20年7着ダノンキングリー[5]：GⅠ大阪杯3着
20年9着ペルシアンナイト[10]：GⅡ中山記念5着
20年10着ヴァンドギャルド[9]：GⅡマイラーズカップ3着
20年13着ダノンプレミアム[4]：GⅠクイーンエリザベスステークス3着
20年14着クルーガー[13]：GⅢダービー卿チャレンジトロフィー1着
21年5着トーラスジェミニ[13]：GⅢダービー卿チャレンジトロフィー6着
21年6着カデナ[14]：GⅠ大阪杯6着
21年7着ダノンプレミアム[6]：GⅠ香港カップ4着
21年8着サリオス[3]：GⅠ大阪杯5着
21年9着ギベオン[11]：GⅡマイラーズカップ7着
21年11着ダイワキャグニー[12]：GⅡマイラーズカップ4着
21年12着カテドラル[9]：GⅢダービー卿チャレンジトロフィー2着
22年6着ダノンザキッド[7]：GⅡ中山記念7着
22年7着エアロロノア[16]：GⅡマイラーズカップ5着
22年12着ホウオウアマゾン[15]：GⅡマイラーズカップ2着
22年16着カラテ[14]：GⅡマイラーズカップ7着
22年18着カテドラル[18]：GⅢダービー卿チャレンジトロフィー9着
23年4着ガイアフォース[8]：GⅡマイラーズカップ2着
23年5着ジャックドール[5]：GⅠ大阪杯1着
23年9着ソウルラッシュ[6]：GⅡマイラーズカップ3着
23年10着イルーシヴパンサー[7]：GⅡ中山記念8着
23年11着マテンロウオリオン[15]：GⅡマイラーズカップ5着
24年5着セリフォス[3]：GⅡマイラーズカップ2着
24年6着ジオグリフ[12]：GⅠ大阪杯5着
24年8着エルトンバローズ[14]：GⅠチャンピオンズマイル8着
24年9着ステラヴェローチェ[7]：GⅠ大阪杯4着
24年10着エアロロノア[16]：GⅡマイラーズカップ4着
24年12着コレペティトール[17]：GⅡマイラーズカップ8着
24年13着パラレルヴィジョン[6]：GⅢダービー卿チャレンジトロフィー1着
24年16着カテドラル[18]：GⅠ大阪杯9着
24年18着ドーブネ[15]：GⅡ中山記念2着
GⅡマイラーズカップ優勝馬[0.0.3.2]、それ以外は合計[0.0.0.32]。
＜左回り＞
[芝GⅠ]
20年1着グランアレグリア[3]：高松宮記念2着
20年2着アーモンドアイ[1]：ヴィクトリアマイル1着
20年4着ノームコア[7]：ヴィクトリアマイル3着
21年1着ダノンキングリー[8]：天皇賞(秋)12着
21年2着グランアレグリア[1]：ヴィクトリアマイル1着
21年3着シュネルマイスター[4]：NHKマイルカップ1着
21年4着インディチャンプ[2]：高松宮記念3着
22年1着ソングライン[4]：ヴィクトリアマイル5着
22年2着シュネルマイスター[2]ドバイターフ8着
22年3着サリオス[8]：高松宮記念15着
22年4着セリフォス[5]：NHKマイルカップ4着
22年5着ファインルージュ[3]：ヴィクトリアマイル2着
22年9着ナランフレグ[12]：高松宮記念1着
22年10着ロータスランド[11]：高松宮記念2着
22年11着レシステンシア[9]：ヴィクトリアマイル3着
22年14着ダイアトニック[17]：高松宮記念14着
22年15着ヴァンドギャルド[7]：ドバイターフ3着
23年1着ソングライン[4]：ヴィクトリアマイル1着
23年2着セリフォス[3]：ドバイターフ5着
23年7着ソダシ[2]：ヴィクトリアマイル2着
23年14着シャンパンカラー[11]：NHKマイルカップ1着
23年15着メイケイエール[12]：高松宮記念12着
23年16着ナミュール[9]：ヴィクトリアマイル7着
23年17着ナランフレグ[16]：高松宮記念4着
23年18着ドルチェモア[17]：NHKマイルカップ12着
24年2着ナミュール[4]：ヴィクトリアマイル8着
24年7着フィアスプライド[13]：ヴィクトリアマイル2着
24年14着ウインカーネリアン[9]：高松宮記念4着
[それ以外]
20年5着ケイアイノーテック[11]：GⅡ京王杯スプリングカップ6着
20年8着ダノンスマッシュ[8]：GⅡ京王杯スプリングカップ1着
20年11着ミスターメロディ[12]：GⅠ(ダート)JBCスプリント6着
20年12着セイウンコウセイ[14]：GⅡ京王杯スプリングカップ5着
21年13着カラテ[10]：GⅢ東京新聞杯1着
21年14着ラウダシオン[7]：GⅡ京王杯スプリングカップ1着
22年8着イルーシヴパンサー[1]：GⅢ東京新聞杯1着
22年17着カフェファラオ[10]：GⅠ(ダート)フェブラリーステークス1着
23年6着レッドモンレーヴ[10]：GⅡ京王杯スプリングカップ1着
23年8着ウインカーネリアン[13]：GⅡ(ダート)ゴドルフィンマイル6着
23年12着カフェファラオ[18]：GⅠ(ダート)ドバイワールドカップ12着
23年13着ダノンスコーピオン[14]：GⅡ京王杯スプリングカップ11着
24年4着ガイアフォース[5]：GⅠ(ダート)フェブラリーステークス2着
24年11着レッドモンレーヴ[10]：GⅡ京王杯スプリングカップ2着
24年15着ダノンスコーピオン[11]：GⅡ京王杯スプリングカップ4着
芝GⅠ[4.5.2.17]、それ以外[0.0.0.15]。
馬券の対象になるのは、前走が左回りのGⅠ、もしくはマイラーズカップ優勝馬のみ。
……以上のように、まとめてしまうと、たった1行で済んでしまうので、すべての出走馬の前走の成績ならびに安田記念の人気を書き出して、一所懸命働いた雰囲気を醸し出してみました。
今年該当するのは以下の4頭。
③マッドクール：高松宮記念6着
⑫ロングラン：マイラーズカップ1着
⑬ソウルラッシュ：ドバイターフ1着
⑱ブレイディヴェーグ：ドバイターフ7着
◎はサンデーレーシング所有の⑱ブレイディヴェーグ。
18年以降に出走したサンデーレーシング所有の牝馬の成績をすべて並べてみます([ ] 内の数字は安田記念の人気)。
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18年2着アエロリット[5]
19年2着アエロリット[3]
20年1着グランアレグリア[3]
21年2着グランアレグリア[1]
22年1着ソングライン[4]
23年1着ソングライン[4]
◣＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿◢
3頭が2回ずつ出走して[3.3.0.0]のパーフェクト連対。
◎⑱ブレイディヴェーグから③⑫⑬へワイドで熱く厚く流し、馬連・3連単は③⑫⑬⑱のBOXで。
▶▶▶＜結論＞◀◀◀
[ワイド流し]
軸⑱→相手③⑫⑬3点
[馬連BOX]
③⑫⑬⑱6点
[3連単BOX]
③⑫⑬⑱24点
【広大無辺】(こうだいむへん)
果てがないほど広々としていること。
宏大無辺、洪大無辺とも書く。
なんてったって、【戸崎騎手】×【ブレイディヴェーグ】のコンビですからね。
戸崎騎手といえば【very very】(註)ですし、ブレイディヴェーグの馬名の意味はオランダ語で【広い道】ですから、【とてもとても】×【広い道】＝ 広大無辺 となりましょう。
(註)【very very】(ベリーベリー)
4月5日、ダノンデサイルでドバイシーマクラシックを優勝した戸崎騎手が、直後の馬上インタビューで、英語でダノンデサイルについて問われ、興奮気味に 「Very very horse!(とてもとても馬！)」 と答えたことが話題に。
文章：綱本将也 イラスト：魚乃目三太
【綱本将也】
漫画原作者。1973年東京都出身。2002年『U-31』連載デビュー。原案をつとめる『GIANT KILLING』は第34回講談社漫画賞一般部門を受賞。また現在ヤングチャンピオンにて『Mr.CB』、別冊ヤングチャンピオンにて『ATLANTA 1996』を連載中。
【魚乃目三太】
漫画家。1976年生まれ。奈良県出身。ほっこりな作風で食漫画をメインに多くの作品を執筆。 現在、ヤングチャンピオン烈にて『戦争めし』を連載中。他に『ちらん-特攻兵の幸福食堂』や 『しあわせゴハン』『宮沢賢治の食卓』など代表作は多数。
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