ミッション
作品詳細
お姉ちゃんの誕生日に、水族館デートをすることになったあいら。喜んでもらいたくて、男らしい格好でがんばってみたけど…うまくいかないことばかり。「僕なんていない方がいいのかも」――そんな気持ちになったとき、お姉ちゃんがくれたのは、やさしい言葉と、いつも通りの笑顔だった。無理しなくていい。背伸びしなくていい。“あいららしさ”のままで、ちゃんと誰かを大切にできるんだ。少しずつ前向きになれる自分。そして、芽生えはじめた“好き”の気持ち…。不器用でも、まっすぐな想いが心に響く第3巻!夏の気配と一緒に、あいらの気持ちも少しずつ動き出す――。