映画公開11月17日(金)まで、あと38日 (10/10時点)
【豪華キャスト、解禁!!】
主人公・井口達也役・ 倉 悠貴 、丹沢敦司役・ 醍醐虎汰朗 、安倍 要役・ 水上恒司 、皆川千紘役・ 与田祐希(乃木坂46) 、長嶋圭吾役・ 與那城 奨(JO1) 、目黒修也役・ ⼤平祥⽣(JO1) 、沢村 良役・ ⾦城碧海(JO1) ら、豪華新鋭キャストが集結。
【監督インタビュー】
品川ヒロシ
映画の製作を経て、品川監督が思いを語る!
すべてを詰め込んだ品川“不良”ワールド
『OUT』 は品川ヒロシ監督の自伝的小説とその映画版 『ドロップ』(09) などに登場する、 「狛江の狂犬」こと井口達也 の実録小説がベースの同名人気ヤンキーコミックの映画化。
井口自身が中学生時代からの友人でもある品川監督に、長年にわたって「映画にしてもらいたい」と言い続けてきた念願の企画だ。
「井口が小説の 『アウト-不良の流儀-』(14) を書いたときから……いや、『ドロップ』の前日譚を描いた 『チキン』(09) のころからずっと言われてました。今回それが実現できたのは、井口の小説の力もあるけれど、それを原作にしたみずたまこと先生のコミックが大ヒットしたおかげだと思います」
と品川監督は振り返る。
「36歳で『ドロップ』を撮った僕も51歳ですけど、自分が映画を撮り続けるきっかけにもなった不良映画ですから、WOWOWのドラマ版『ドロップ』と、この『OUT』にやりたいことをすべて詰め込んで、このジャンルはこれで最後という気持ちで臨みました」
いちばんこだわった意外なシーン
キムチを手にした達也が「斬人」のメンバー全員にいじり倒されるボウリング場のシーンは、品川監督がプロデューサー陣やほかのスタッフから「長いから切れ!」というプレッシャーを受けながらも全力で死守し、 ほぼすべて使った渾身のシーンだ。
「あそこは“笑い”にもなっているけれど、千紘も含めた『斬人』のメンバー紹介を、歌いながら登場して次の人にマイクを渡す往年の歌謡番組『夜のヒットスタジオ』(68~90)のオープニングのようにやりたくて。あそこで圭吾の声が小さいことや沢村が姉想いのこと、目黒と田口勝(小柳心)の友情関係などを見せて、達也が嫌がることも全部詰め込んだ。自分だけ働いている疎外感や喧嘩ができない悔しさ……性のことでバカにされるのも思春期はすごく嫌じゃないですか? そういったことが一気に分かる、実は重要なシーンなんです」
人気芸人たちが絶妙なスパイスに
吉本の個性派芸人たちが要所要所に出演。 それぞれの雰囲気と持ち味を活かしたキャラクターで、映画に彩りと深みを加えているのも品川監督の作品ならではだ。
少年院の教官に扮した大悟 の芝居を想起しながら、品川監督は
「やっぱ面白いっすね(笑)。売れて昔より自信がついたから貫禄があるし、ひと言ひと言が面白い。顔も面白いので、つかみとしてバッチリでした」
と満足そうに微笑む。
刑事の石戸を演じたシソンヌのじろう に関しては、
「本当に上手くて安心してました」
と手放しで絶賛する。
「芸人の彼がそのまま出でてきたら、普通は面白い感じになりそうじゃないですか? でも、それを感じさせずに『OUT』の世界観の中で嫌な刑事になりきっていたからスゴいですよ」
達也にいちいち絡む『三塁』の客にキャスティングした庄司(智春) についても、
「今回の庄司はだいぶ頑張ったと思います」
と強調する。
「あの客が言っていることは正論だし、多くの人たちが思っている真理だと思うんですよ。でも、嫌な奴じゃないといけない(笑)。そこを庄司はちゃんと表現してくれたと思います」
【場面写真一挙解禁ッ‼】
この度、アウトな世界で生きる
超アウトローな奴らが集結した新場面写真を一挙解禁!
次喧嘩をすれば一発OUTな主人公、達也の運命は果たして―
【NEXT CAST】
ヤングチャンピオン22号にて
第12弾:完成披露イベントレポート公開‼